知られざる銘玉！！ 和製ズミクロンと呼びたくなる、「Fujinon 4.5cm F1.9 」秘蔵のFuji - FXマウントのレンズの出品です。 このレンズは、ライカのズミクロンを凌ぐ性能のレンズであります。 1959年発売のFUJICA 35SE、同じ年に発売のライカM2のズミクロンの解像力の表を掲載しました。このレンズの凄さが分かると思います。開放からF5.6に絞っても、中心部の解像度が変わっていないのです。画面平均はライカの方が数値が上ですが、ポートレイト、花など画面の中心に被写体が来る画面構成には、Fujinonのレンズは最高です。 数値だけで判断は難しいですが、FujiのカメラでFujinonのレンズは、相性もバッチリです。（カメラは、付属しません） フジカ FUJICA 35SE(1953年発売）60年以上前のカメラですが、保存状態の好いカメラからレンズを取り出しました。スレキズ、カビホコリ殆どありません。シャッター内部のギヤを改良して、リング先端を回せば絞りが変更出来ます。 L39マウントベースなので、ライカにも取り付けられますが、パンフォーカスレンズになります。L39ヘリコイドマウントがあれば、他のメーカーのデジカメにも取り付けることが出来ます。 「物の質感に溢れ、収差の崩れ」がなく、現代でも十分通用するレンズだと思います。 Fujiのカメラに搭載の「フィルムシミュレーション」は、レンズ描写をを更に楽しめるかと思います。無限大から、最短撮影距離は約40cm位まで近接撮影も出来ます。 国産ズミクロン、「コクとキレ、暖かみのある描写」は、自然風景から貴金属まで、レンズの美味しさが味わえることと思います。 ご検討の程、よろしくお願いします。